こんにちは、開発担当 瀬戸内です!
前回は「秋の行楽シーズン 行き先別おすすめ香りレシピ」をご紹介しました。
今日は香りの基礎知識、「香りのノート」についてご紹介します♪
皆さんは香水やフレグランスミストを付けていて、「最初と香りが変わったな?」と感じることはありますでしょうか?
香りの説明で、トップノート・ミドルノート・ラスト(ベース)ノートなど、ピラミッド型の説明を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ではどうして香りが変わっていくのかご存知でしょうか?
今日はラブパティの商品開発担当、瀬戸内が「香りのノート」についてご紹介します!
知っているようで知らない香水の基本
■香調(ノート)
香水の商品ページで良く見る三角形。香調(こうちょう)説明といいます。香水の香りのことを香調/ノートといい、時間の経過とともにトップノート→ミドルノート→ラストノートと香りが変わっていきます。
例:ショコラロマンス(販売終了)の香調説明
その変化を具体的に表したものが香調説明です。上記ショコラロマンスの画像がそれにあたります。
■香りが変化する理由
でもなぜ香りは変化するのでしょう?それは香りによって、揮発するスピードが違うからです。トップノートは揮発が早く、広がりやすい香り。ラストノートは揮発が遅くて残りやすい香りとなっています。以下にまとめてみました。
・トップノート
シトラス、グリーン、フルーティーなど
・ミドルノート
フローラルなど
・ラスト(ベース)ノート
オリエンタル、ウッディ、バニラ、ムスク、アンバーなど
なお、それぞれのノートの持続時間はこんな感じです。もちろん香水の種類によって異なります。
・トップノート
10〜30分程度
・ミドルノート
30〜1時間程度
・ラスト(ベース)ノート
2〜3 時間程度
参考:化粧品検定1級対策テキスト
ラブパティは変化が少ない!?
■通常の香りづくり
通常、フレグランス製品を作るときは、トップ・ミドル・ラストの香りをバランスよく混ぜ合わせて香りを作ります。
トップに分類される香りだけだと香りが長持ちせず、またラストに分類される香りだけだと広がりに欠けるためです。
■ラブパティは「おいしそう」にこだわる
一方ラブパティのフレグランスミストは、素材そのままの香りにこだわっています。
ラブパティで採用しているベリーやオレンジなどは、トップ~ミドルに分類されることが多い香りです。また、ラスト(ベース)の香りはウッディやムスクなど、「おいしそう」な印象から離れてしまう香りが多いです。
そこでラブパティはフルーティーなトップ~ミドルの香りを中心に構成。ベースノートは最低限にした香りの構築を行っています。
また軽い香りを全身で楽しめるよう、香料全体の配合量を抑え、「香水」ではなく「フレグランスミスト」として販売。身体だけでなく髪や、保湿目的で使用が出来るようになりました。
■組み合わせてモチUP!?
ラブパティは香りを組み合わせてオリジナルの「香りレシピ」を作ることが出来るのも特徴。お気に入りの香りが飛びやすい、と悩んでいる方はミドルよりの香りと組み合わせることで、香りのモチがUPするかもしれません。
おすすめの組み合わせは…
- トップ:真夜中にリュクスオレンジ+ミドル:THE VANILLA
→バニラオレンジに没頭 - トップ:狂おしいほどベリー+ミドル:THE VANILLA
→ベリーバニラの誓い - トップ:THE TEA + ミドル:愛してマスカット』
→惹きつけるマスカットティー
最後に
今日は香りの構成の考え方から、「おいしそう」にこだわったラブパティのフレグランスミストの秘密まで、詳しくご紹介しました。
今後の香り選びの参考にしていただけると嬉しいです♪